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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

GODZILLA(ゴジラ)VS妖怪へぇこいた

『妖怪へぇこいたの手記』

GODZILLA? いえいえ、ゴジラです。

さぁ遂に日本でも公開されましたハリウッド版ゴジラ。

カコキジでゴジラを見せられ育ったコジラっ子だったことは書きましたが、日本のゴジラリスペクトだかなんだか知らんがなんで日本も同時公開じゃないんじゃゴラ! と思った辺りからちょっとずつ興味が薄れ、正直数日前まで存在すら忘れてました。

大人になるってイヤね。

で、数日前に広告かなんかを見てふと思い出し、僕の出勤日とかをなんとなく見てみると――たまたま休みだったんですね。

そこからまたゴジラ熱が上がってきまして、

「運命ダァぁぁぁ!! 行くなら初日朝一だべやぁぁ!!」

と久しぶりに映画館へ行く覚悟(お尻いたい、トイレ近い、お腹弱いな僕には一大決心なのです)しました。

 

土日じゃありませんしそんなに人いないんじゃないか? と思ってましたが結構ゴジラ見る人多くて、しかも特に年配の方がやっぱり多くて、中にはポップコーンのカップをガクガクブルブルした手で持っているようなお爺ちゃんまでちらほらいて、好きなんだなぁゴジラ、としみじみ思ったりしました。

おじいちゃん達はどういう想いでこのゴジラを見るのでしょう? 気になります。

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ネタバレはほぼしません。

っていうのも、僕自身が多分まんまと予告とかで見れる事前情報から勝手に中身を想像して、見事に良い意味で裏切られたからです。

これは意図的にやったと思うんですが、「見せ場ほとんど使っちゃいました」な予告ではなかったわけです。

間違いなく予告篇だのの作りはある程度勘違いするように作ってるよな、と思いました。繰り返しますが、良い意味で。

 

故に、「えぇ⁉」の連続。

盛り上げ方も巧かったし、展開が予想できるような場面でも、ちょっと上を行く驚きを提供してくれる映画でした。

そして何より、恐らく日本でも期待が高まりまくってた要因である「日本のゴジラ的」な臭いが色々なところから感じられました。これほんと。監督のギャレス・エドワーズはゴジラファンらしいですが、確かに納得の内容。

 

事実、見ていてゴジラが出てくる度に、小学生の頃に父ちゃんに見せられて「ゴジラキタ――(゚∀゚)――!!」って思ってた感情と思い出がちょっとですが思い起こされました。

ここまで日本ゴジラを意識してヒット作作ってくれたハリウッドには素直に感謝したいと思います。このスケールのデカサはやっぱりヤツラだから出来るわけで。

ただ結局はハリウッド版。そこをどう捉えるかは人それぞれなんじゃないでしょうか。でもこのゴジラ内ではハリウッド映画の定番である米軍無双はありません。ゴジラ無双してくれてる(ゴジラをちゃんと主役にしてくれてる)辺りは本当にグッジョブです。

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さて。良い意味で裏切られ続けた僕のゴジラ鑑賞でしたが、ちょっとマニアックなところで、一応主演のアーロン・テイラー・ジョンソンさんという方。この方は『キック・アス』のキックアス役やってる方でして、つい最近キックアスの続編見ちゃったものですから、かっこよすぎる兵士のカレは僕的にはちょっと違和感でした。かっこよすぎるのです。

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ヒットガールにいじめられてるカレが好きなのにィ!

 

因みに、渡辺謙さんは安定の渡辺謙でした。もう結構違和感無くいるようになりましたね。凄いです。でもどの映画でも渡辺謙です。役名忘れるほど渡辺謙です。個性的過ぎるのか?

(因みに僕は劇中、宝田明氏を発見できませんでした。カットされたんですか? チラッと出てるって話でしたが……)

――それと、フランク・ダラボンが脚本に噛んでるっつぅ話を聞いてたものですから、超絶鬱展開を期待してたんですが……。

そういえば映画内で霧がやけに多かったな。まさかフランクダラボン……そこか⁉

と、人類の圧倒的無力の描写は感動ものです。人類の無力さに感動っていうのもおかしいんですが、ゴジラはGODZILLAでもあるわけで、自然の権化のようなゴジラ様に人間がどうこうできるわけないのです――という人間は黙っていなさい感が最高なのです。フランクダラボン、ココですね!

 

例えば予告で散々流れてる、高高度からの降下シーン。

バックではレクイエムが流れ、降下していく兵士達は特に何か出来るわけではなく、圧倒的な神の力の片鱗をチラっと見るだけ。

よく考えるとニクイ演出であります。

 

あーもうほんとは細かくいちいち僕が驚いた箇所書きたいんですが、絶対それ知らない方が僕みたいに楽しめると思うので、我慢します。

焦らしかたも結構ウマイんですよねー。「あー。あれはしないのか」と思ってたのをいい場面でしちゃうとか。その度に「アメリカはん解ってらっしゃる!」と心で叫んでました(監督はイギリス人)。大丈夫。安心して下さい。ちゃんとゴジラはやってくれます。

 

そういえばもう続編製作決定したらしいです。チクショウ稼げるって判ったらはえぇよなぁ! いいぞもっとやれ!

 

最後に自分に問うてみたいと思います。

幼い頃、ゴジラの何が好きだったのか? と。

 

――なんかわかんねぇけどイイヤツっぽいしビルとかぶっ壊しまくってるし他の怪獣より強いから好き。

 

たぶんそんな感じ。

そしてこのハリウッド版ゴジラも、そんな感じ。

宗教、核、戦争、自然災害、様々なテーマを内包しているゴジラ映画ですが、童心に返ってただただゴジラにワクワクする見方したっていいと思うのです。

そんな僕ですから、ゴジラありがとう。久々にシビレました。

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