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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

雪女心中

『妖怪へぇこいたの手記』

まったくもって予想しなかったのです。

もうほんと、いわゆる「うだる」ような暑さな今、っていうかそれも全て沸かし過ぎた風呂に入ったからにほかならないのですが、とにかく茹だる(と書いてうだる、とも読むらしいです)ような暑さに参っちゃって、実はこっそり頑張って掃除したキレイフィルター装備のエアコンを遂に使おうと思ったのです。

もういいだろう。

よく耐えた。

電力よ、冷気に変われ♪

 

で。まったくもって予想しなかったのです。

リモコンの電池切れで、エアコンが動かないのです。

そして、リモコン操作でしか、マイエアコンは動かないようなのです。

荒んだ男の一人暮らし。予備の電池なんかあるわけない。あるのは夢と布団だけ。

 

ないものねだり、なんでしょうか? 動かないと解った途端、無性にクーラーのクーリッシュでクールでcool(クゥォー)な風が恋しいのです。

 

っていうか電池!

デンチ、なんて言葉、滅多に使わないけれど、ほんとにいざって時にやってくれる!

電池!

今この部屋に電池を使うモノなんてそう無いぞ。

デンチ! ジュディー電池!

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汗が止まらず思考も停滞してきたので、僕は冷たい飲み物用の氷を冷凍庫から取り出し、「雪女」と名付け(妖怪の世界において、名付け、という行為は非常に重要なことであります。名付けられることで???なモノは初めて妖怪となり、人から人へと伝わっていくようになるのです)、ほっぺたですりすりしました。

 

僕がちょっとした思いつきで「雪女」なんて名付けてしまったから、その氷はただ妖怪になっただけでなく、女という性別まで与えられ、上気して蒸気に包まれた僕の頬で凌辱されるという屈辱を受けることになったのです。

 

そして雪女は僕と共に溶けていくのです。

 

 

では次に、ジュディーデンチと氷ちゃんに名付けます。

なんだか引き締まるゼッ! やっぱりこの人は007なイメージ!

ボンドだ! 俺はMI6の諜報員なんだ!

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ボンド! そんなに暑いのならモスクワの潜水艦でも調査して来なさい。少しは涼しくなるわよ?

 

駄目だM。ダメなんだ。

 

何が? 文句を言う暇があったら――

 

駄目なんだ! 俺は……俺は……

 

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木工用なんだ……。

 

 

寒い展開で涼しくなったのでおやすみなさい。