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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

牛乳パックに囲まれる妖怪知りませんか

『妖怪へぇこいたの手記』

牛乳パックが溢れている。

日に日に増えていくのだ。

なぜこんなことになったのか?

思い返せばそう、あれは部屋の模様替えをした時のことだった――

 

「う~ん。なんだかパソコンモニターの位置がイヤな感じだなぁ。この機会にテーブルでも買っちゃおうかなぁ。いやいやでもそんなのに割くお金は無いしぃ……。そうか! 作っちゃえばいいんだ!」

 

そうしてお腹が弱いにも関わらず牛乳をなるべく飲むようにして、気付けばもう半年ぐらい経っただろうか。

今ではキッチンの片隅に膨大な量の牛乳パックが積まれている。

牛乳パックのテーブル――と聞くと笑うかも知れないが、しっかりと三角に折りこんで作る牛乳パックの家具は恐ろしいほどの強度を持つのだ。

貧乏臭いと笑う者もいるだろう。

僕が誰かの家に行って、「牛乳パックでテーブル作ろうと思っていっぱい溜めてるんだよねぇ」なんて聞いたら大爆笑してドン引きするだろう。

しかし自分のこととなると話は別。誰でもそうでしょう。僕だってそうだ。

 

妖怪目競(めくらべ)

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平清盛がガン飛ばして駆逐したと言われる妖怪であるが、今の僕のキッチンの片隅はこんな感じである。

髑髏の代わりに牧場と牛さんがいる。

平清盛の如く、僕もよく睨みつけて考えるのだが、溜まれば溜まるほどに工作スタートするのが億劫になる。

しかしテーブルの為に溜めねばならぬ。

なんとも馬鹿げたジレンマではあるが、牛乳パックを切って貼ってする心の余裕なんてちょっと当分作れそうにもない。

 

っていうかテーブルだけじゃなく椅子まで作れそうな量がある。

でも牛乳パック家具に囲まれた部屋は流石に貧乏臭すぎてイヤだ。その辺はわがままにもなる。

じゃあAmazonでポチっちゃお♪

――という欲望だけはなんとか押し殺さねばならない。全てが無駄になるから。

 

とかなんとか考えながらも結局何もせず、ただ牛乳パックはゆっくりゆっくり増えて行く。

これに妖怪名を付けるとしたら――

 

牛紙様。

 

あれ意外とかっこいいの思いつけた。

牛紙様の祟りから逃れるには……早くなんか作ることか。