読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

重い。おばりよん。

おばりよん

背中におぶさりたがる妖怪というのは多い。

寂しいのか。

――おばりよんは、新潟県に伝わる妖怪である。「おばりよん(おぶってちょうだい)」と言って通行人におぶってもらいたがる可愛いヤツ。

しかしおぶると、どんどん体が重くなって動けなくなるとか、頭を齧られるのだという。故に山道を行く時は金鉢を被っていくとよいのだとか。

児啼爺にも似ているし、広島にはおいがかりという似たような妖怪もいる。他の類例を挙げるとキリが無いのだが、この手の妖怪は一つの昔話のパターンとして考えられることがある。

それが「取っつく引っつく系」と言われるパターンであり、豪胆な物が苦難に耐え忍んだ挙句に富みを得る、というパターンの昔話である。

が――。

このおばりよんを筆頭とするおぶさり妖怪は、別に富を得られない点で独自進化しちゃっている。

僕は研究家ではないし、実際にその昔話のパターンから生まれた妖怪なのかどうかは判らないが、富を得る、という部分が抜け落ちているとその話の意味が全く異なることが気になる。

 

例えばこのおばりよんは、「山中は油断せず準備万端で臨め」という教訓に捉えることができる。となると、「耐え忍べばきっと幸福になれる」といったニュアンスの話とは全然違うのである。

実は関係無い話なんじゃね?

とも思うが、おばりよんから頭を守る為に「金鉢」を被ると良い――という点はなんだか財宝系の名残な気がしなくもない。

まぁ妖怪も昔話も、地域地域で色々な他の話のいいところ、使えるところをくっつけて作っているようなものなので、深く考えずともそういうことなのかも知れない。

 

話しは後ろを振り返るほどに逸れるが、最近ネット徘徊するのがやけに重い。

十中八九自分のパソコンか、ブラウザのせいなのだろうが、はてなで他の方のブログを読む際も最後まで表示されてなかったり、☆付けたいのに☆付けるトコロが欠落してたりと、まぁ大変である。

その為何度も何度も「再読み込み」しまくっていて、案外時間を喰う。それでも、あぁいいなぁ、と思った一文には☆を付けたいし、この辺は意地である。

ネット上でもおばりよん。弱る。