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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

観葉爺さん

『妖怪へぇこいたの手記』

正社員の突然の退職で、人事がめちゃくちゃで、五月から違う店舗へと異動が決まった入って間もない僕。

落ち着きの無い会社であります。

が、お蔭で急遽僕が万能戦士になる必要が出てきたようで、今まで教われなかった専門的な事を急ピッチで教えてもらっており、その点は不幸中の幸いだ、なんて思っております。

 

そんな慌ただしい日々。

ふと今日の休憩中、僕は農協?みたいなところで観葉植物を眺めていました。

なんかいきなり、緑を自分の部屋に置きたくなったのです。緑色大好きです。

が、なんかそこは雰囲気が賑やかで、眺めるだけで撤退。

いつものように一人公園ランチを満喫してから、会社までの帰りがけにふと、いつもは気にしていなかった古ぼけた花屋を見つけました。

フラワーショップと呼ぶには違和感があり、花屋と呼ぶにも置いている花が少なく、いつも「なんの店だ?」と思っていた謎のお店。

いつもお爺ちゃんが店前でタバコを加えながら仁王立ちで通りを眺めており、入りずらいったらありゃしない。

でも、なぜか今日の僕は入ったのです。

その爺ちゃんに、「なんか適当な安い観葉植物欲しいんですけど……」みたいに言うと、爺ちゃんはコクリと頷いただけですぐ奥の方へ消え、奥さんだと思われるおばあさんを連れてきました。

てっきりその爺ちゃんが色々教えてくれるかと思っていたのに、爺ちゃんまた元の位置でタバコをふかしてる。

結局おばあさんに色々すすめられ、「コレって伸びたり増えたりするんですか?」という僕の質問に

「生きてるんだから当たり前でしょ!」←割と名言だと思う。

と軽く怒られたりしながら、ちっちゃいクリスマスツリーの集合体みたいな「ネフロレピス」なる覚えにくい名前の植物を買って店を出ました。

その際も爺ちゃんは特に反応せず、ただ置物のようにタバコをくわえて突っ立っていました。

なるほど観葉爺さんか、と思いました。

 

そんなの買ってる余裕なんて無いのですが、カツカツキツキツだからこそ、今日はそれを買ったことだけですごく幸せな気分で過ごせました。

家に帰ってバナナと並べて(意味はない)、しばらくニヤニヤする。

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こうやって写真で見ると食べれそうですね。ネフォレソニア(もう忘れた)。

ささやかなしあわせ。