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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

あ、落ちた

『妖怪へぇこいたの手記』

昨日、教官が落ちた。

 

相変わらず教習所でダサイ免許の為頑張っている。

三月は学生フィーバーで僕の休みと取れる教科が全く被らず、四月になってようやくぼちぼち通えるようになった。

正直、まだ小型二輪の、しかもAT限定というのが恥ずかしい。見栄を張って「やっぱ大型とりまっす☆」って言いたいけれど金銭的にも技術的にも絶望的。

次に買う、今より一段上の性能のバイクには、絶対鬼太郎のナンバープレート付けるんだ。調布ナンバーの特権。妖怪好きの誇り。

 

――昨日は第一段階最後ということでトラウマな平均台やら坂道発進やらを延々とやらされた。

で、たまぁに平均台から落ちちゃうと、教官がわざわざ後ろを走りながら見本を見せてくれるようになった。

なんだかちょっと淡白な感じの教官で、淡々と説明する感じのおっちゃん。

流石は教官というだけあって、僕の後ろをピタリと付いてきて、平均台も難なくこなす。なるほどあれを見て勉強すればいいのか! と何度目かの教官の平均台を走りながら見ていると……

落ちたのである。

 

二輪に死亡フラグ臭しか感じられない、またはまったく興味無い方の為に一応書くと、平均台というのはオートマの方が難しい(らしい。ほんとはどうかシラネ)と言われるほっそい台みたいなもん。僕は免許センターでの一発試験を二回とも平均台で落ちていて、トラウマなのである。

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画像は拾いモノ。要はコレ↑。

 

教官が平均台を失敗したことを、僕は笑うつもりも責めるつもりもない。そりゃ教官だって落ちることもあるだろう。丁寧に教えてもらってるし、感謝してる。

ただ何より困ったのが、一体僕はその後どんな顔をして接すればいいか解らなかったこと。

とりあえず僕は、そんなモノ見てませんよ――というフリをした。

運転に必死で教官なんか見てらんないンですぅ、という演技をしたのだ。

なぜ金を払って気を遣わにゃならんのか。性分だから仕方ない。

 

で、次に停車した時、教官が色々とアドバイスをくれたのだが、めちゃくちゃ優しいおっさんにキャラチェンジしてた。

やめて。さっきのままのツンツンした感じでいいの。僕何も見てないから。落ちたところなんて見てないから。

優しさが人を救うとは限らないんです教官!

 

しとしとと雨が降る帰り道。誇大妄想狂の僕は、家に帰って酒を飲みながら「俺も老いたな……」なんて一人呟く教官の姿を想像してやりきれない気持ちになった。