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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

朝バナナ夜バナナ落ちバナナ

『妖怪へぇこいたの手記』

おはようございます。今朝はハバナより、ミンティゴ夫妻の朝食をお届け致します。  f:id:youkaiwiki:20140325114457j:plain

エイプリルフールの準備体操はほどほどにして――。

 ものぐさ太郎にも負けずとも劣らない僕の朝食は、まだまだ試行錯誤を重ね究極朝食への探求が続いております。

この度僕の目に留まった食材こそが、バナナ。

米を炊くのは夜に手間がかかる。

オムレツやカレーも同様。

しかしバナナは、剥く、という手間だけで済む。その上栄養もあり、エネルギーにもなりやすい。

加えて、運が良ければ3~4本付いた房が100円前後で買える。

また、バナナはバショウ科でして、バショウと言えば妖怪芭蕉の精を思い出します。思い出せます。妖気を取り入れる! 的思い込みも容易です。

 冒頭画像は、僕の大嫌いなクックパッドにあった、バナナマヨトースト。焼くので、バナナは変色してツナみたいな見た目になってますが、これは意外や意外に美味い。クックパッド、大嫌いだけど大好き。天邪鬼。

 そんな流行りの(この部屋のみで)朝バナナ。

 

 

バナナブームが起きているので、昼食でもバナナを最近は好んで買って食べています。

以前少し触れた、妖怪好きな女性の同僚にも、「バナナ美味しいですよぅ」と勧めているのですが、苦笑されるだけ。

その妖怪好きな女性は特に僕とはウマが合い、性格も似ています。

その方は日本産まれイギリス育ちドイツ人とのハーフ、という最高に妖しく複雑な生い立ちなのですが、それ故か面白い方です。

普段はおっとりしていて物腰も柔らかなのですが、僕はそれが完全なる「猫かぶり」であることは既に看破しており、当人も概ね認めております。

そしてまた、生粋の日本人なら多少引いてしまうであろうレベルの下ネタを、なんの前フリもなく突如ぶっこんでくるというジャーマン、いや、ジャパニーズ、いや、イングリッシュ――もうどれかわかりませんが、とにかくユーモアを持っています。

――そこで僕は、バナナブームを広めるべく、キワドイ勧め方をしてみました。

「〇〇〇さん、バナナに餓えているでしょうに」

捉え方次第ではセクハラにもなりかねない発言。

しかし彼女は、間髪入れずに、

 

「そうね。特に夜バナナ」

 

と返してきました。予期した返答の上を行く倍返しに遭い、思わず吹き出しました。

彼女は結婚しており、夫をとても愛しています。そこで僕は更にキワドク、

「毎晩隣に生えているでしょう」

と対抗しましたが、

「あれはもうバナナじゃない」

と返されました。

そんなキワドイ夜バナナ。

 

 

昨日。またも僕は失くし物をしました。

昼食に三本バナナの実がついた房を買い、二本食べ、一本は件のバッグに入れて夜食にしようと思っていました。

昼食から戻ると、バッグのファスナーが全開になっている事に気づき、お財布を落としてないか確認しましたがしっかりとあったので安心してました。

その時にはまだ気付いていませんでした。バナナが消えていることに。

そして夜。残業中にコソっとバナナ食べよう、と思いバッグを開けると、バナナが無いことに気付いたのです。

「バナナが無い!」

と騒いだ昨晩の僕がいかに滑稽であったかは想像にお任せします。

そして昼食から戻った際にバッグが全開だった事を思い出し、僕は慌ててバナナを買ったスーパーから会社までの道を探して歩きました。

平成も26年が経つこの現代において、バナナを道に落とした経験というのはそうそうあるものではないでしょう。

ドンキーコングも真っ青です。

そして――バナナは見つかりませんでした。

バナナを探しに会社を抜け出た僕がさんざん馬鹿にされたことは言うまでもありませんが、失せ物をしたショックではなく、バナナなんてものを落としたという恥ずかしさ故に僕は探しに出たのです。

「すみません、ここにバナナ落ちてませんでしたか?」

なんて冗談にも程があるってなもんです。マリオなら「さっき踏んだよテメーだったのか」と怒ってくれるかも知れませんが、一般の皆々様には聞けません。

しかし、誰かが道に落ちているバナナを拾ったこともまた事実。どういう気持ちでそのバナナを拾ったか、ぜひインタビューしてみたいところです。

作り話級のアホ臭さですが、悲しく恥ずかしいことに昨日起きた実話なのです。

妖怪バナナ隠し――とかなんとか言ってごまかしたいところですが、こればっかしは自分が悪い。妖怪濫用をグッと堪え、素直に我が非を認めます。

そんな切ない落ちバナナ。

 

 

帰路。いつも寄るスーパーのバナナ売り場には、30円の台湾バナナと300円の大きなバナナは大量に残っており、欲しかった100円前後の中堅バナナは売り切れでした。

休日の今日、300円バナナを頬張り、「なんだデカイだけじゃん」と中堅バナナへの愛を深めながらこの記事を書いております。

昨日、都内においてバナナ一本を拾われた方がもしこの記事をご覧になりましたら、ぜひともご一報ください。

それ、僕のバナナです。