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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

ビジンサマは美人なのか

ビジンサマ

長野県は蓼科山(たてしなやま)に住まうと言われるのが、「ビジンサマ」と呼ばれる山の神である。
名前のせいか美人な女性の妖怪だと勘違いする人続出な妖怪でもある。

しかしビジンサマは残念ながら美人という雰囲気の妖怪ではないようだ。
長野に伝わる話では、黒雲に包まれた丸い玉のような姿をしており、その玉の下の方からは赤色や青色のビラビラとしたものがぶら下がっているのだという(水木先生はそれを神社の神幣のように描いている)。
大きさは人と同じぐらいに大きく、唸るような音をたてながら通る。
目撃されたのは蓼科山だけではなく、他の山奥でも見られるらしい。

昔はこのビジンサマが現れた日には山仕事を止める、という風習もあり、崇められていたことが解る。

このビジンサマが元はどのような神だったのかはわからないが、蓼科山は妊婦にご利益があるとされる神を祀っていたこともある。
女神が由来だとしたらーービジンサマは美人様説もあり得る。
美人様の玉の下のビラビラ……はいアウト。