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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

日本三大(悪)妖怪とか有名妖怪まとめ

日本三大悪妖怪とか特集

歌川芳艶「大江山酒呑退治」

歌川芳艶「大江山酒呑退治」

 

日本三大(悪)妖怪よ集え!

と、珍しく気合入れて書き出しました。

どうやら「日本三大妖怪」だの「日本三大悪妖怪」だのと呼ばれる仰々しいくくりがあるようで、一体誰が定義したのか知りませんが、幸いこの図鑑内でも紹介した妖怪さん達でしたので、紹介したいと思います。

因みに、「悪」が付くかどうかで三妖怪はガラリと変わりますので、どうか間違えて使わないようご注意下さい。

また、三大悪妖怪にどの妖怪が入るのか? というのも色んな説があるみたいですが、ここは素直に天下のwikiにも載っている三妖怪でいきます。

ちげーよ! と思うのも良し。僕も特に「絶対そうだよね」とは思ってませんので。

  ではまずは日本三大悪妖怪の方から。悪、ですよ。

 

 日本三大悪妖怪

酒呑童子(しゅてんどうじ

酒呑童子(しゅてんどうじ)

やはり入ってた酒呑童子。鳥山石燕の描いた上の絵も、なんとも悪そうな笑みの酒呑童子が描かれています。

酒呑童子は、源頼光(みなもとのよりみつ)らによって討伐されちゃいますが、大江山を拠点に都を荒らしまわっていた鬼の頭領。

素直な僕の意見を言っちゃいますと、「討伐されてるしそこまでヤバイことしてないし、なんで三大悪妖怪に入るの?」とちょっと思います。

ただ、先に書いたように「やっぱり入ってた」と思うのは、何と言っても知名度でしょう。源頼光とその四天王による「大江山酒呑童子討伐」の物語は有名ですし、親しみやすさもあります。

ですので、「超強かった鬼」という肩書よりは、「勧善懲悪王道物語の最高のやられ役」として有名になったと考える方が良い気がします。

詳しくは図鑑内「酒呑童子」にて。

 

崇徳天皇(すとくてんのう)

崇徳天皇(すとくてんのう)

続いては崇徳天皇。崇徳上皇とか崇徳院などとも言われます。これらは全て崇徳さんが通った位ですから、どの時期の崇徳さんかで呼び方が変わってるだけ。故にどれも同じ崇徳さんです。

崇徳さんは見ての通り、実在した人間です。

しかし色々あって島流しにされ、せめてオイラの書いた経文を収めておくれ、と都に送った血書が送り返され、ブチギレて大天狗(とか鬼とか)になり、七百年以上に渡りこの日本を呪い続けた最強の怨念伝説の御仁です。

怨霊系では菅原道真なんかも有名ですが、とにかく長い間恐れられ続けた崇徳さんには勝てないようです。

でもね、知れば知る程、崇徳さん自体はいい人なんですよ。

詳しくは図鑑内「崇徳天皇」で。

 

玉藻前(たまものまえ)

玉藻前(たまものまえ)

最後は玉ちゃん。玉藻前という名前よりも、九尾の狐と言った方が解るかも知れません。

白面金毛九尾狐(はくめんこんもうきゅうびのきつね)が化けていた、鳥羽上皇も一目惚れする傾国の美女であった玉藻前。

まずその「傾国の美女」という点でポイント高いです。

更に、正体がバレて討伐されてしまった後も、各地に散らばる殺生石となり、呪いを撒き続けるなど、しぶとさも一級。

ただ、この伝説に関しては元に中国の妲己の伝説があるので、完全日本オリジナルと言えない点が残念。

でも玉ちゃん大好き。玉ちゃんのこともっと深く知りたいなら図鑑内「玉藻前」へお越しやす。

 

――というわけで三大悪妖怪は鬼、大天狗、狐でした。

狸が入ってないじゃないか! と思ったのですが、狸が化けた妖怪入れちゃうと、一気に三大悪妖怪がユーモラスになっちゃう気もするので納得。むしろ狸のイメージが良すぎて笑えます。

 

他超有名妖怪(非悪)

では次に悪くない妖怪さん達。

因みに日本三大妖怪は、河童、鬼、天狗、とされることが多いそうです。

悪妖怪以上に色んな妖怪が候補に挙がるんでしょうね。

というわけでとりあえずは――

河童(かっぱ)

河童(かっぱ)

もう妖怪の中での知名度で言えば河童がぶっちぎりでしょう。

上に河童とかいて(かっぱ)なんて読み方書くのも畏れ多いってなもんです。

超有名妖怪になればなるほど、歴史や伝承が凄まじく多いので、調べれば調べる程に混乱して妖しい世界で路頭に迷う体験が出来るので、ぜひ!

 

鬼(おに)

鬼(おに)

現代での会話の中に登場する妖怪ランキングを付けるとすれば、この鬼に勝る妖怪はいないだろう(馬鹿は除く)。

元を辿ると、今で言う「妖怪」的ニュアンスで使われていた「鬼」という言葉ですが、現代においても「鬼」という言葉が持つ若干の恐さ、曖昧さがちゃんと残っているのが凄いです。

妖怪という言葉が随分柔らかでユーモラスな響きを持つようになってしまった(僕の中では、かも知れないけど)のに対し、妖怪以上に妖怪らしいニュアンスを保ち続けている「鬼」はマジ鬼カッコイイ。

 

天狗(てんぐ)

天狗(てんぐ)

おい俺の知ってる天狗とちげーよ。

と思ったあなたはとりあえず「天狗」の記事を読んできてくださいすんません。

山と切っても切れない関係の天狗。天狗が山伏姿なのも山岳信仰と深く関係しているからに他ならないわけです。

――なんて天狗になって書くのはやめますごめんなさい。ぶっちゃけ天狗もかな~りややこしいので独自に調べれば天狗になった心もへし折られるのでオススメ。

 

 

長くなりましたが、とりあえずこれであなたも三大悪妖怪と三大妖怪(暫定)は覚えました。明日からはクラスの人気者になること間違い無し!

クラスメイトの調子に乗った勘違いを、あなたのマニアックな知識で駆逐してあげましょう! 嫌われるかも知れませんが、そこは自己責任で。

 

では、僕はこれからカ〇パ寿司地下に閉じ込められている河童さん達を救出しなくちゃいけないので、この辺で。

もし明日の記事更新が無ければ、僕も河童さん達と一緒に寿司を握らされることになったと思ってください。

いざ!