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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

赤ゑいの魚(あかえいのうお)

『絵本百物語』

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『絵本百物語』より「赤ゑいの魚」
 
赤ゑいの魚は超巨大なエイの妖怪。
その大きさは凄まじく、↑絵にもあるように島と間違えて人が上陸してしまう程である。解説文にも三里(10キロぐらい)と記されている。
『絵本百物語』には島と間違えて赤ゑいの魚の背中に上陸してしまった人の事が書いてあり、家も何も無いので不審に思いながらも船に戻ると、その島は忽然と消えてしまっており、巨大魚だ、と言い伝わるようになったらしい。
 
画中解説文
この魚、その身の尺三里に余れり。背に砂たまればをとさんと海上にうかべり。
其時船人島なりと思ひ舟を寄れば水底にしづめり。
然る時は浪あらくして、船是が為に破らる。大海に多し。
 
うぃき訳
この魚、全長10キロメートル近くあるよ。背中に砂が溜まると、それを落とそうとして海上に浮かんでくるよ。
その時に船人が「島だ」と思って船を寄せたら、海底に沈んで行っちゃった。
赤ゑいが沈む時は波が荒れて、よくこれのせいで船が沈没しちゃうんだよ。
大海に多くいるよ。