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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

芝右衛門狸(しばえもんだぬき)

『絵本百物語』
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『絵本百物語』より「芝右衛門狸」

芝右衛門狸は兵庫県に伝わる、日本を代表する三大狸の一つに入る名狸。
『絵本百物語』に依れば、大変教養もあり博識で、おじいちゃんに化けていたが皆にも大変好かれていたらしい。
しかし人間の姿で芝居を見た帰り、犬に正体がバレ、噛み殺されてしまった。
芝右衛門狸の本気はここからで、死んでからも人間の姿を保ち続け、狸の姿に戻ったのは一ヶ月近く経ってからだったと言う。芝右衛門さん、流石古狸だけある。

画中解説文
淡路国に芝右衛門といへる古狸あり。
竹田出雲芝居興行せし折から見物に来りて犬に食はれ死たり。然れ共廿三日が間は姿をあらはさざりしとなり。

うぃき訳
淡路の国に芝右衛門という古狸がいたよ。
竹田出雲の芝居興行を見に行った帰り、犬に食われて死んじゃったんだ。でも二十三日間も狸の姿に戻らないままでいたんだよ。