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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

龍燈(りゅうとう)

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『狂歌百物語』より「竜燈」
 
龍燈は日本各地に伝わる海上の怪火。
龍神が住むと言われる川や海に現れ、連なって動いたり、木にとどまったりすると言う。

特に有名なのでは、海神を祀っている厳島神社の龍燈で、多数の人が目撃したこともあると言う。

どの地域の逸話でも、何故か龍燈の現れるとされる期日が決まっているものが多く、その中でも大晦日から年明けにかけての出現率が高い。

正体に関しては、先祖の霊を送り出す行事の火を誤認したという説や、インド神話の発火現象が中国に伝わり、さらに日本に伝わって形成された創作、などの説が語られるが、やっぱり決定的ではない。

また、似たような怪火に蜃気楼の一種と言われている「不知火(しらぬい)」があるが、これもまた九州地方のもの。西日本の海上の気候と何か関係があるのかも知れない……なんて。