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妖怪うぃき的妖怪図鑑

妖怪うぃきから産まれた妖怪図鑑ブログ。妖怪の原点に触れ、もっと魑魅魍魎を知るきっかけになれば幸いです。

ぬらりひょん

『百怪図巻』 『画図百鬼夜行』

『百怪図巻』より「ぬらりひょん」

『百怪図巻』より「ぬらりひょん」
 
妖怪の総大将と水木しげる先生は書いているが、辿ってみると海坊主の一種のなんてことはない妖怪である説が濃厚。
「ぬらり」と現れ「ひょん」と逃げる、と言われている為、クラゲやタコを妖怪化したのではないか? という説が僕的には一番信憑性がある。
また、人の家に勝手に上り込んでお茶を飲んでる……のような解釈も、後年の勝手な後付けらしい。
まぁ、想像し勝手に解釈することが許されているのが妖怪の魅力ではあるのだけれど。
 
しかしなんともキモさが凄いので、踏み付けたくなる。
石燕が描いたぬらりひょんもやっぱりキモイ。
因みに石燕のぬらりひょんは、籠から降りてくる妖怪が描かれているが、当時は乗り物から降りる仕草のことを「ぬらりん」と言ったようで、これもまた石燕の洒落であると思われる。
でも後年色んな解釈が生まれたのも、この石燕の絵が元凶であると言っても過言ではないだろう。
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『画図百鬼夜行』より「ぬらりひょん」